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具体的な腸内洗浄アプローチ1

では、いよいよ優れた結腸洗浄の具体的な方法に入ります。

長年うまく排出されずに堆積し腐敗して固くこびりついた糞便や、有毒物質によって腫れ上がった結腸の腫れ、現代ではほぼ全員が持っている憩室の問題、それらの原因や状態についてくわしく知らなければ間違ったアプローチを繰り返してしまい、さらに症状を悪化させてしまうことになります。

上の写真は、寄付された臓器をシリコン保存した実際の消化管です。メルボルン博物館に展示されています。

水分やいろいろなものがないので隙間がありますが、こちらのイラストと比べると実物の方がずいぶん入り組んでいるように見えます。私たちの臓器は、実際にはこのようにギュウギュウに詰め込んだお弁当のように所狭しと収まっています。さらに人によってはこれらの臓器の周りに脂肪がベッタリ張り付いていたりします。

一箇所でもちょっと糞便が詰まって腫れ上がったり、余分な脂肪が大量に溜まったりすると他の臓器にも支障が出るのがよく分かります。

テレビCMなどでは、問題を提起して私たちの不安を煽ってから、「でも、これさえあれば大丈夫、これで問題解決!」という一連の流れを繰り返しています。それらを観ることで私たちは短期的に問題を解決するのが賢いかのように錯覚し、できるだけ簡単ですぐに問題を片付けられそうなものを選んでしまいます。

最近では提示される選択肢がとても多く、私たちは自分で考えたり自分で選択肢を創り出すスキルすら奪われ、さらに、体験者の声という形で大量のレビューをつけることで、私たちの多数決原理を刺激するため、与えられたものの中から選ぶのが当たり前のようになっています。

でも健康的なからだを手に入れるのに、何か一つの方法だけでは腸はキレイになりませんし、たった一つのことだけで健康の問題が解決するわけがありません。長年痛めつけてきた臓器が一瞬でキレイに生まれ変わるわけがありません。

とにかく、腸をキレイにしないと何も始まらない、何か良いものを食べても、良いサプリメントを飲んでも、運動の習慣を身につけても、まったく意味がありません。腸をキレイにするのが最初のほんの一歩、ファーストステップなのです。

これからいくつかのアプローチをご紹介しますが、どんな方法にも陰と陽(メリットとデメリット)があります。お医者さんに処方されたお薬だって、万が一自分に合わなければ変な反応が起こりますよね。

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